2024年度第2回北九州CDEの会研修会
DATE:2024.11.27
2024年度第2回北九州CDEの会研修会のお知らせ
日 時:2025年2月11日(火・祝)12時~15時(入室受付11時30分)
テーマ:「最新の糖尿病治療を療養指導に役立てよう!」
場 所:ZOOMによるオンライン研修
参加費:北九州CDEの会会員 1000円、非会員 1500円、先着80名(事前申込者のみ)
認定単位:北九州糖尿病療養指導士 3単位
募集期間:2024年12月1日~2025年1月14日17時
※会員は、必ずホームページよりログインしてお申込下さい。その際には、会員情報に携帯番号、 ZOOM招待用のメールアドレスの入力があることをご確認ください。(本研修会は、12月1日より「活動予定内容」に掲載されます)
※非会員は、「氏名、施設名、職種、携帯番号、ZOOM用アドレス」を明記の上、FAXまたは メールでお申込下さい。 FAX:093-671-5014 事務局 横溝内科クリニック
メールアドレス:kitakyusyucde@yahoo.co.jp チラシの二次元バーコードをご利用ください
振込方法:2024年12月1日~2025年1月31日 参加申込後に入金案内をお知らせします。 参加費は、Pass Marketで事前決済となります。入金後にZOOMの招待メールをお送りいたし ます。申込後、入金が完了した方のみ参加となります。
*入金額の間違え、キャンセルの場合でも参加費の返金はいたしません。ご了承下さい。
主 催:北九州CDEの会
※社会情勢などにより中止する場合があります。中止の場合、前日19時に北九州CDEの会ホームページにてお知らせいたします
※詳細はホームページ内の「関連資料」にあるチラシを参照してください
驚異の進化を遂げたヨットと、思い起される海での記憶
DATE:2024.11.27
パリオリンピックで北九州市出身の岡田 奎樹(おかだ けいじゅ)選手と吉岡美穂選手がヨットの470混合の部で銀メダルを取りました。岡田選手の活躍もあり、夏以降は自分の中でヨット熱がまき上がっていました。(岡田選手のセイリング
https://www.youtube.com/watch?v=NQGYw8A0uxI)
この流れの中で、秋には世界最高峰のヨットレースであるアメリカズカップがバルセロナで開催されることを耳にしました。日本からの出場はありませんが、久しぶりにヨットレースを楽しもうとYouTubeのライブ放送をクリックしたところ、自分が知っているヨットとは全く違う形式の船体になっていて、クルーの動きもレースのやり方も大きく変わっ
ていることに仰天しました。まさに 「ええええっ!? はあっ?」の連続です。
数年前にアメリカズカップのレース艇が双胴船(2艘の船をつないだ船体)に水中翼がついたタイプ(https://www.youtube.com/watch?v=lSTbbiaadc8)になっていたことにも大きく驚きました。この時はレースを見て「なるほど!水中翼だから速いんだ。3本の水中翼でも支えられるもんだねぇ!!」って理解できた気になっていました。
でも、今年のレース艇は単胴(いわゆる一般的な船体)に戻っていて水中翼が3本しかありません(https://www.youtube.com/watch?v=rJBWQ4rF-CA)。さらにレース中は2本の水中翼だけで空中に浮いて走ります。そして2本のうちの1本は細い舵なのです。ほとんど1本の水中翼だけで支えられている、安定するはずのない船体がとんでもない速度で走行する。場合によっては風の3倍くらいの速度(時速100㎞)に達します。追い風の局面で “風より速く走れる?” だなんて…。そもそもヨットという乗り物は風を受けて走るわけで、風より速く走ることが可能だと思ったことは一度だってありませんでした。
もう1つ驚いたことは、ヨットは風を受けたら反対側に傾くものです。傾きを補正して転覆を防ぎつつ、速く走るためにクルーは船上で素早く移動を繰り返す必要があります。
しかしながら、それさえも必要ない世界になっているのです。自動車のF1レースのようにヘルメットを被り、空気抵抗を減らすために8人のクルーがコクピットに低い姿勢で収まっています。外からは何をやっているのかさえわかりません。一方で飛躍的に速度が上がりレース時間が短縮されました。視聴するのが楽ですし、スリリングなレース展開になる
時も多々です。少々の差がついていても、コース取りの駆け引きや、一つの操船ミスで勝負の結果が大きく変わります。
日本が“ニッポンチャレンジ号”でアメリカズカップに挑戦していたのは80~90年代だと思います。そのころは2時間くらい1レースに時間を要していたと記憶しています。日本チームは船が破損してもクルーが協力して修理にあたり乗り切っていました。初出場の時から準決勝まで進んだのは快挙というほかはありません。当時は、ヨットの仕組みが外から見え、クルーの動きもわかる。最新のヨットとは違ったレース観戦ができたようにも思います。このあたりは現在の470クラスなど小型ヨットと同様ですが、アメリカズカップの船は大型艇です。大きなヨットが船上のクルー達の見事な連携でダイナミックに動く姿には心が躍ったものでした。
僕は大学進学を機に福岡にきましたが、それまでは島で育ちました。
周囲が海に囲まれた環境ということもあったのでしょう。近所に船の販売店を営んでいる人がいました。お子さんが同級生だったこともあり、とても可愛がっていただきました。
自宅から少し離れた所に小規模のマリーナを開設されていて、中学生の時にはヨット教室に何度か参加させていただきました。何度も乗っていれば、だんだんと風をつかんで走れるようになります。ディンギーのような小さなヨットは海面からの距離が近く、スピード感もかなりのものです。
その経験があったため、社会人になり職場にヨット部があると知った時、迷わず入部しました。初めての練習は、強風が吹き荒れていましたが、福岡大学のヨット部出身の方と一緒に乗船でき貴重な経験ができました。もちろんスキッパー(
操船担当)は彼で、私は前方でクルー担当です。経験したことのない強風の中でも見事に艇を操って風をつかむ腕前に感動しました。しばらく練習した後、スキッパーを交代しようということになりました。彼が私の腕を見たいというのです。「こんな強風の中では自信がない」と言ったのですが、結局はやってみようということになりました。僕が操船を始めて、間もなく彼が「アッ!」と声を上げると同時にヨットが転覆してしまいました。あまりの強風でヨットを起こしても起こしても風に煽られ転覆してしまいます。ヨットに戻ることができないのです。身体が冷え、体力も消耗していきます。そして最悪なことにセンターボードまで外れてしまい見失ってしまいました。センターボードなしではヨットは走ることができません。たとえ船を起こしても、風や海流に流されるだけになります。絶望してしまいました。
ある大学のヨット部が強風の中、集団転覆を起こし死亡した事件が頭をよぎりました。彼の姿も見当たりません。「このまま死んでしまうのかな」と考えていた矢先、彼がセンターボードを見つけて戻ってきました。不思議なもので体の底から力が沸き上がり、センターボードをつけ直し、船にも戻ることができました。寒い時期ならば助かっていなかったかもと思いますが、水温が保たれていたことが幸いしました。
船に戻ってからは、彼がスキッパーに戻りました。途中、強風のために滑車がこわれて飛んでいくというアクシデントはありましたが、応急処置をしつつ帆走してマリーナに帰ってきました。マリーナに戻って体を温めていた際、彼の口から「久しぶりに肝が冷えたぁ!」との言葉が漏れました。彼も命の危険を感じたそうです。
その後は、遠賀川の河口の中で帆走を繰り返しました。狭い河口の中でも、彼は上手に風をつかみ方向転換を繰り返していきます。初めて一緒に乗ったにもかかわらず、彼とはとても相性が良かったと思います。
中学生の時にヨットを教えてくれた友達のお父様は、僕が大学生になった頃にはジェットスキーに熱中して走り回っていました。今度は若い人たちにジェットスキーを教えていました。就職して10年くらい経った頃、上半身裸で日光浴をしている姿を見かけたので話しかけたところ、脊椎の手術をしたと言います。背中に大きな手術痕がありました。「身体の調子が戻ったので、海王丸で航海に出て海外を回って戻ってきたところ」とのことでした。とんでない人がいるものだと思いました。今は実家の近所から引っ越していってしまって、その後は一家の誰ともお会いできていません。僕の同級生の息子さんは3人兄弟の長男でした。真ん中の弟さんはお亡くなりになったと聞いています。もうこの歳になってくると事故や病気などで鬼籍に入った友人も出てきました。
思い起こすと、この友人とはヨットの相性がほんとうに良くなかった。上手く風に船をのせられず、喧嘩ばかりしていました。お父様はとても明るい気質で、考え方もワイルドな方でした。彼は、お父様に似ていなかったように思います。公務員になられたとか。どこで生活をしているのか?元気なのか?といろいろと気になります。年末に久しぶりに島の友人に会う予定なので、その時に消息を聞いてみます。
ヨットの世界は、驚異的な進化を遂げる一方で、僕にとっては懐かしい思い出や人とのつながりも思い出させてくれます。新しい技術がどれほど進化しても、風を受けて海の上を走る感覚や、仲間と力を合わせて困難を乗り越える経験には特別な魅力があります。
今はディンギーにも乗れる自信がありませんが、ヨットを通して広がった新たな発見や旧友とのつながりを楽しみにしていきたいと思います。
スズメ
DATE:2024.11.05
スズメ(雀)が絶滅危惧種というニュースを耳にして少し驚きました。
スズメはポルトガルから日本まで幅広く分布し、インドネシア等の亜熱帯にも分布していますが、北緯60度以北(アラスカやノルウエー等)には分布しておらずインドにもあまりおらず、日本にいるのは「スズメ」と「ニュウナイスズメ」の2種類との由。
寿命は1~6年で、飼育下では15年という記録もあるそうです。
だいたい25km範囲で行動する集団と100km以上を移動する集団が確認されています。
食性は雑食性で、植物の種子、パン屑、お菓子、虫等を食べ、天敵は蛇、イタチ、烏、フクロウ等など。
野生のスズメは人間に対しては警戒心を持っていてあまり近づいてこないのですが、人間がいると食べ物にありつけ、天敵から襲われる頻度が下がってくるので、山奥に誰かが住み始めたりするといつのまにかスズメも近くにいるようになるそうです。
子スズメが道端に落ちていたので、連れて帰って世話をやいていたけど子スズメは死んでしまった経験のある方もいるのではないでしょうか?(僕も経験あります)この場合、落ちている子スズメはそのままにしておくと親スズメが巣に連れて帰るそうです。
スズメの個体数はここ20年で少なくとも半数、5分の1ともいわれています。これは、農業の機械化・効率化による食料の減少と言われていますが、詳細は不明との由。
環境省と日本自然保護協会の調査で、スズメが1年あたり3.6%減少していたというデータが示され、これは環境省のレッドリストで絶滅危惧種の基準に相当する年3.5%以上のペースに該当するため、2024年10月に「スズメが絶滅危惧種に」という報道がされたようです。
スズメの個体数は減ってきてはいますが、絶対数が多い(2008年約1800万羽)ので、すぐにスズメの姿が見れなくなることはないようですが、そういえば最近、あまりスズメをみかけなくなってしまったように思います。身近な鳥のひとつなので、末永く見守っていきたいと思います。 M
第62回日本糖尿病学会 九州地方会のお知らせ
DATE:2024.10.24
「第62回日本糖尿学会 九州地方会」が2024年10月25日(金)・26日(土)と「アクロス福岡」で開催されますが、参加エントリーはお済でしょうか?
比較的、近場での学会ですので、まだ参加エントリーしていない方は参加してみては如何でしょうか?
詳細は下記のURLからお願いします。
「 第62回日本糖尿病学会九州地方会 」
e-ラーニングの改定・新規追加について
DATE:2024.10.24
JADEC(日本糖尿病協会より下記のお知らせです。
本件に対する問合せはJADECにお願いします。
JADEC(日本糖尿病協会) eラーニング 利用者各位
いつもお世話になっております。
平素よりJADEC eラーニングをご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記のコンテンツの改訂・新規追加を行いましたので、お知らせいたします。
主な変更内容は以下の通りです。
◇出典・統計データの更新
◇フォント等レイアウトの調整、表現の変更
また、後日ナレーション機能の追加を予定しております。
先行して1-7、1-8にて実装をしておりますので、お試しください。
本改訂およびeラーニング全般についてご感想・ご意見等ございましたら、下記URLもしくは
eラーニングトップページに設置しておりますアンケートフォームよりお気軽にお寄せください。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe9xkgp77dLwPzWQEQ_cAmpBfpxgYJDzmZLjNbJ6m5Z8jn1mw/viewform
今後ともJADEC eラーニングをよろしくお願いいたします。
【改訂】
2-1 糖尿病の現状と課題-糖尿病の現状と課題
3-1 糖尿病の治療-糖尿病の治療 ー総論ー
3-2-2-1食事療法の基本
3-2-2-2栄養指導の実際
3-2-4高齢者の食事療法
3-2-5カーボカウント
3-3運動療法
3-4 糖尿病の治療-薬物療法 総論
3-5-1 糖尿病の治療-薬物治療(注射薬)
3-5-2 糖尿病の治療-薬物治療(経口薬)
4-3糖尿病網膜症
4-4神経障害
4-5大血管障害
4-6-1足病変
4-7認知症
4-10低血糖
5-1小児
5-2妊娠
5-5精神疾患
6-1糖尿病連携手帳
6-4-1動機づけ面接
6-10DVD
12-3ヤング糖尿病
14-1糖尿病と歯周病総論
14-2糖尿病患者に対する歯科治療の考え方
14-3歯科治療のリスクを軽減するために
14-4院外連携
15-1職場における糖尿病管理
15-2産業医および保健師等産業保健スタッフとの連携
15-3メンタルヘルス
【追加】
1-7概念と分類
1-8診断と検査
4-11急性合併症(DKA・HHS)
5-3-1フレイル・サルコペニア
5-3-2糖尿病と認知症
5-6がん
6-4-2コーチング
6-6重症化予防
6-11療養指導に携わる各種制度
7-1チーム医療
7-2地域医療連携
11-1在宅自己注射指導管理料
11-2糖尿病透析予防指導管理料
12-1World Diabetes Day
12-2ウォークラリー
臨床応用編Vol.1支援・面談の基本編
臨床応用編Vol.2食事運動のアドバイス編
臨床応用編Vol.3薬物療法の支援編
※臨床応用編についてはDVDを基に作成したコンテンツであるため分野を分けて表示しておりますが、認定単位においてその他のコンテンツとの違いはございません。
関連資料を更新しました
DATE:2024.10.17
関連資料より下記のチラシをダウンロードできます。
〇Incretin Conference in TAGAWA
・2024年11月 7日(木)19時~20時
・0.5単位 北九州糖尿病療養指導士 他
・田川医師会館
(福岡県田川市大字伊田2735-23 田川メディカルセンター TEL:0947‐44-1647)
・オンライン配信あり(ハイブリッド)
・要 事前参加申込
〇第75回福岡糖尿病セミナー「最新の糖尿病診療とチーム医療」
・2024年12月14日(土)15時~18時
・3単位 北九州糖尿病療養指導士、日本糖尿病療養指導士 他
・エルガーラホール8階大ホール
( 福岡市中央区天神1丁目4-2)
・完全対面形式
・参加費:500円
・事前申し込み不要
※詳細はチラシを参照してください